「公共福祉への転換」5月7日

稲垣久和です。
東日本大震災から1ヶ月が経った。被災地と避難所暮らしの方々の苦労を思うと心が痛む。ここ千葉県印西市もいまだに余震が終らない日々だ。
この未曾有の国民的体験からどう立ち直り、どう復興を果たしていくのか。原発事故問題がまだまだ終息の見通しが立たない中で、将来の展望を語るのはまだ早い。
ただ、今後に、教会が日本再生の霊的リーダーシップを公共の場で発揮していくことがどうしても望まれる。政治のあり方も緊急時の強いトップダウンのリーダーシップから、平常時のよりボトムアップな市民主導の社会再建へと進んでいく。いやそうでなければ今後の日本再建はできないであろう。

このときにあたってTCUの公共福祉研究センターでは、以前から計画していた冒頭のシンポジウムを、小宮山洋子厚生労働副大臣を迎えて5月7日に以下の要領で開催する。福祉による街づくり、子供の問題、高齢者の問題、この時代の地域福祉に地域教会も積極的に参加していただければと願っている。
http://www2.tci.ac.jp/research/welfare/simpo_20110507a.pdf
http://www2.tci.ac.jp/research/welfare/simpo_20110507b.pdf