大学院

東京基督教大学大学院

大学院博士前期課程(修士課程)概要

名称 東京基督教大学大学院 神学研究科 神学専攻
Tokyo Christian University Graduate School of Theology
学位 修士(神学)/Master of Arts in Theology
定員 入学定員18名 収容定員36名
修業年数 2年間
専攻・コース及び、卒業要件単位数

教会教職コース:38単位
研究教育コース:30単位
研究教育コース(オンライン):30単位

専任教員数 7名

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大学院博士後期課程(博士課程)概要

名称 東京基督教大学大学院 神学研究科 神学専攻(博士後期課程)
Tokyo Christian University Graduate School of Theology Division of Theological Studies
学位 博士(神学)/Doctor of Philosophy in Theological Studies
定員 入学定員2名 収容定員6名
修業年数 3年間
専任教員数 4名(研究指導教員数)

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大学院設置の経緯

1980年、福音主義に立つ3つの神学校が合同し、1990年に東京基督教大学が創設され、大学院設置の祈りはその時はじまりました。以来、キリストへの献身を志す学生に、キリスト教リベラルアーツ教育を行い、グローバル化する世界において神の国の福音を生きる教会教職と信徒リーダーの養成を行ってきました。2009年には卒業生500人を有する併設の東京基督神学校との統合により教会教職課程の一本化が実現し、学部3年次編入が始まりました。そして2012年度、東京基督教大学大学院神学研究科神学専攻(博士前期課程)を開設し、学部4年間と大学院2年間、合計6年間での神学教育が完成しました。さらに2014年度には博士後期課程(博士課程)を開設しました。
2023年度より博士前期課程、研究教育コースがオンラインでも受講可能となりました。

大学院の目的

建学の精神に基づいて、教育基本法に則り、学校教育法の定めるところに従い、キリスト者である男女に、神学に関する学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめ、高度専門職業人である教会教職者(牧師・宣教師・伝道者・教会教育従事者・教会主事等)および神学研究者・教育者としての深い学識、卓越した能力および品格を培い、教会と社会の安寧と発展に寄与することを目的とする。

大学院の方針

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

【修士課程 神学研究科博士前期課程】

①教会教職コース

a.       将来、教会教職者(牧師・宣教師・伝道者・教会教育従事者・教会主事等)になるという召命(使命)を持ち、それらの職に就くための高度な専門教育を受けることを欲する者。
b.       プロテスタントのキリスト教会において、受洗後、または幼児洗礼の場合は信仰告白後、3年以上の教会生活を送り、本研究科への入学について教会の推薦を得られる者。
c.       入学時までに、神学の専門基礎教育(聖書言語を含む)を修了している者。又は、本研究科の定める神学に関する知識(聖書言語を含む)を有すると認められる者。

②研究教育コース

a.     将来、大学や神学研究・教育機関で働く神学研究者・教育者になるという召命(使命)を持ち、それらの職に就くための高度な専門教育を受けることを欲する者。
b.     プロテスタントのキリスト教会において、受洗後、または幼児洗礼の場合は信仰告白後、3年以上の教会生活を送り、本研究科への入学について教会の推薦を得られる者。ただし、教会制度をとらないプロテスタントの諸団体に属する者は、本条件に準ずる者であること。
c.      入学時までに、神学の専門基礎教育を修了している者。または、本研究科の定める神学に関する知識を有すると認められる者。

【博士課程 神学研究科博士後期課程】

キリストへの信仰を表明し、かつ、本神学研究科博士前期課程の修了者、他大学の同等の課程の修了者、及びそれと同等の学力があると研究科委員会が認めた者のうちで、極めて優れた学力があると認められる者。

カリキュラム・ポリシー(教育課程・編成方針)

【修士課程 神学研究科博士前期課程】

a.       研究科神学専攻の下、「聖書学」領域と「神学・教会」領域を設置し、両領域から必修科目・選択科目をバランスよく配置することにより、神学に関する高度で体系的な実践的知識を身につけさせることを目的とする。
b.       基幹科目による神学理解に基づき、学生が選択した分野について修士論文を書き上げるために、高度な専門知識と研究能力を深めることのできる専門科目群を設置する。
c.        研究指導の一環として初年度第1学期に、神学研究の基礎を教授し、研究分野に焦点を絞る前の、総合的な神学研究への導入を行う。
d.       「神学・教会」領域の実践的適用性を重視する諸科目と合わせて、説教と実践神学に関する演習科目科目において、神学の専門知識を実践に応用する能力及び教会教職者としての倫理性の涵養を目指す。
e.       神学研究科神学専攻(博士前期課程)においては、その養成する人材像に基づき、教会教職コースと研究教育コースの2コースを設け、履修の指針とする。

【博士課程 神学研究科博士後期課程】

博士前期課程における教育研究を土台にして、より高度な研究指導を行う。また、他の研究者たちとの議論や協働をとおして問題解決を探る能力、及び論理的説明能力の涵養に留意する。

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

【修士課程 神学研究科博士前期課程】

以下に掲げる3つの能力及び専攻に固有の高度な専門知識と研究能力を身につけ、2年以上の在学と所定の30単位以上(研究教育コース修了の場合は同単位数)を履修し、かつ研究指導を受けた上で、提出された修士論文又は特定の課題についての審査及び最終試験に合格した者に、「修士(神学)」の学位を授与する。
ただし、教会教職コース修了には、上記修了要件を含む38単位以上を、当該の履修モデルに従って習得する必要がある。

a.       今日の教会と世界が直面する神学的諸課題について、旧約・新約聖書の原語による解釈とそこかこから導き出せる原則に基づき、キリスト教の豊かな伝統と今日の状況に照らして分析・統合し、現代に対して意味のある神学を創造的に営む能力。
b.       自らの知見を、他者に説得力をもって伝達するための論理構築をし、表現する能力。
c.        現代の教会と社会において直面する多様な事態に、高い倫理性と品格をもって取組み、問題解決のために提言するだけでなく、他者を理解し協働する能力。

【博士課程 神学研究科博士後期課程】

本研究科では、博士前期課程において求められる能力に加え、以下に掲げる能力及び専門知識と研究能力を身につけ、第7条に定める期間の在学と所定の14単位以上を履修し、博士論文の審査及び最終試験に合格した者に、「博士(神学)」の学位を授与する。

a.        神学の総合的で深い理解の上に立ち、高度で創造的な研究を行う能力を博士論文において実証し、かつ他者との協働をとおしてその研究能力を発揮できる能力。

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