博士課程(博士後期課程)

人材養成及び研究教育の目的

豊かな学識を養い、神学上の総合的な方法論を用いて高度で創造的な神学研究を行う。これにより、グローバル化し複雑化する教会と社会の神学上の諸課題について提言し、新しい未来の構築に貢献できる、本学や国内外の大学及び神学教育機関の神学研究者・教育者、教会・宣教団体・キリスト教NPO/NGO等の神学における高度な専門性と研究能力を持った指導者を養成することを目的とする。

教育課程の編成の特色

本学博士後期課程のコースワークは「神学特論」および「研究指導」の2科目となる。

(1)「神学特論」
今日の教会と社会を取り巻く神学的課題について神学上の総合的な観点から取り扱うための学術的方法論を高いレベルで修得することを目的とする。

(2)「研究指導」
博士論文の作成指導を、1年次から3年次にわたり継続して行う。

(3)その他の研究支援の方策
以上に加えて、学生の共同で研究する能力や批判的・建設的提言力を涵養するためにPh.D.セミナー(教員の研究発表会への参加)等のプログラムを実施する。

学位授与に至るまでのスケジュール

提出書類のスケジュール

<1年次>
8月下旬 「研究計画書(前半)」提出 仮の研究テーマと計画を記載
11月上旬  「研究計画書(後半)」提出 研究テーマと計画を記載
2月下旬 「研究成果中間報告書①」提出 1年次終了時の中間報告を記載

<2年次>
9月下旬 「研究成果中間報告書②」提出 中間報告を記載
2月下旬 「研究成果中間報告書③」提出 中間報告を記載

<3年次>
6月中旬 「博士論文提出願書」提出 論文提出資格審査を要請
12月中旬  「博士論文指導委員会の推薦書」提出 博士論文指導チームの推薦
     「学位申請書」、「研究業績書」等提出

中間発表会及び口頭試問会の時期

<1年次>
8月下旬 研究中間発表会①
2月上旬 研究中間発表会②

<2年次>
8月下旬 研究中間発表会③
2月上旬 研究中間発表会④

<3年次>
8月下旬 研究中間発表会⑤
2月上旬 口頭試問会(最終試験)

博士後期課程教員紹介

教員氏名 役職等 領域/専門分野 担当授業科目
伊藤明生 教授 聖書学/新約聖書学 研究指導・神学特論
岡村直樹 教授 神学・教会/実践神学 研究指導・神学特論
齋藤五十三 准教授 神学・教会/組織神学 研究指導
David Sytsma 准教授 神学・教会/実践神学 研究指導・神学特論

 

PAGE TOP