TCUのほっこりニュース #2

こんにちは、4年の西岡まきばです。
TCUのほっこりニュース第二段をお送りします^^

今回のほっこりニュースは、Nepalでの辛いニュースからはじまります。
みなさんもご存じのように今年の4月25日にNepalで大地震がありました。マグニチュードは7.8と言われています。
その日は土曜日で、私は「どこかで大きな地震があった」と噂を聞き、学校に戻り夕食時に留学生に聞きました。するとそれは留学生友達の母国Nepalでした。食堂にその友達の姿は見えず、食べ終えて直に留学生の仲間とNepal出身の友達の部屋に行きました。彼女は、まだ家族とも連絡が取れず、少しずつ明らかになって行く母国のニュースなど必死で探していました。 2人部屋の小さな部屋に6人でそれぞれネットで情報を一緒に探しました。 また円になり手をつなぎそれぞれの言葉で彼女と彼女の家族とNepal 全体の為に祈りました。

しばらくして、やっと親戚と連絡が取れ、家族の無事が確認出来きました。その頃には寮主事が駆け付け、寮内に家族の無事と祈りのサポートのため放送を流しました。

何も出来ないもどかしさと、それでも共に祈り、彼女のそばにただただ寄り添うことで少しでも彼女の励みになればと願う気持ちでいっぱいでした。そして、そこに集う友の顔からもそんな苦しみと、でも暖かい愛が伝わってきました。

そして、ついに学生達が動き始めました。TCUにはボランティアセンターが3.11以来設置され、活動を続けています。実は、私もそのメンバーの一人として活動させていただいてます。居てもたってもいられず、直にミーティングが持たれ、募金活動を始めました。同時に、先生方と連絡を取り、Nepal出身の卒業生たちの安否と状況を知り、彼らの為に活動して行く事が決定して行きました。
この時の、苦しさと悲しさを抱えつつ希望を捨てていないゆえの結束力が忘れられません。

活動はボランティアセンターのみに収まりませんでした。募金の後には、図書館での古本市場でした。その売り上げをネパールに寄付するのです。 さらには、事務所の窓口にも募金箱が設置されました。(一際目立つすてきな募金箱でした。)

  

 

そしてNepalで牧会している卒業生と連絡を取り、Tシャツを集め寄付することになりました。どれだけ集まるのか不安もある中、各寮に箱を設置したところあっと言う間に多くの服が寄付されました。状態の良い物ばかりで、学生の気持ちを感じながら一つ一つ仕分けをし30kg分だけ段ボールに詰めておくりました。

そのほか、バザーやカフェを開いて献金を募ったりしました。地震から2か月以上が経ちましたが、私達もまだ続けて、バザーの企画などを考えています。そしてNepalはまだまだ多くの支援、そして何よりも多くの祈りを必要としています。
TCUの学生・教職員のNepalに寄り添う愛と、主への希望によって小さくても何か活動を始める事が出来ました。これからも続けて行く活動なのでどうかお祈りお願いします。

 
悲しみの中でも愛と希望が見える、ほっこりニュース#2でした。

次回もお楽しみに。

学生広報
4年 西岡まきば