福祉棟で、福祉科生は何をしているのか?②

こんにちは!
TCUは学生で賑やかになり、周囲も緑を帯びて春がきたなあと感じます!(いや、夏…??)

そんな中、少し離れた場所で、ある学生たちが真剣な様子で何かに取り組んでいます…

今日のブログは「福祉棟で福祉科生は何をしているの?」第2弾です!!!

それでは福祉科生は何に真剣に取り組んでいるのでしょうか??
早速、福祉棟にある実習室を覗いてみましょう。

皆さんはこの画像から何をしているのかわかりますか?

これは「胃ろうによる経管栄養」です。
口で食物を食べることが難しい人が胃から直接、チューブを通して栄養を摂取すること、それが「胃ろうによる経管栄養」です。実習室では模型を利用して実際に行うことができます。

そして撮影したこの日は演習の試験日でした!手順を間違えずに行えれば合格です。間違えたら初めからやり直しです。筆者も含め福祉科生は緊張しつつも真剣に取り組みました。当然、手順や留意点を守りつつ行うことは重要です。人間の身体のことなので、少しのミスが大きな事態を招いてしまいます。

またこれは尊厳にも関わる問題です。なので手順には「同意を得る」とあります。「せざるを得ない経管栄養だから毎回同意は得なくても?」と初めは思いました。しかし神様が造られた私たちには尊厳があり、選択権は一人ひとりにあります。「同意を得る」ということは「相手を尊重する」という意味も込められているのです。
聖書を土台にケアを学ぶ私たちにとっては最も大事と言っても過言ではないですね!

こうやって謎に包まれた(?)福祉棟では、日々福祉科生が技術を磨いています!


最後に演習に付き合ってくれている、模型(ミリアムさん)の写真を載せておきます!笑

学生広報スタッフM.A.