世界宣教講座

こんにちは。
季節の変わり目を痛烈に感じさせるような秋の訪れでしたが、いかかお過ごしでしょうか。

TCUでは、先週の木曜日から今週の水曜日まで、恒例になっている「世界宣教講座」が開かれました。個人的には3回目の講座ですが、毎回世界の様々な地域から、先生が来てくださいます。今年は、ラテンアメリカからRuth先生が来てくださいました。今回のブログでは、内容というよりも世界宣教講座について少しお伝えできたらと思います。

世界宣教講座は主に2つの講義によって構成されています。1つは毎日のチャペルです。普段は教授をはじめ様々なチャペルスピーカーによるメッセージですが、この期間は、世界宣教講座としてこられた講師のチャペルメッセージになります。もう1つは、夕食後にある2時間にわたる講義です。これもまた期間中は毎晩行われます。土日を挟むので、チャペルと夜の講義でそれぞれ4回ずつ、メッセージを聞く機会があります。

毎年、異なる特色をもった先生が来られますが、今年のRuth先生はラテンアメリカでの宣教に携わっている方でした。これまであまりラテンアメリカにおける神学の発展や宣教の広がりに触れる機会がなかったので、とてもよい時間になりました。その講義を聞く中で、どのようにキリスト教がもたらされたのか、どのように当時の人たちがキリスト教を信じ、受け入れるに至ったのか、またそれが「今」どのように広がっているのかということを直接聞くことができたことは世界宣教講座ならではの良さであると思います。

この場で全てをまとめることはできませんが、今回の講義を通して「良き知らせ」に対する思いを新たにされたように思います。その良き知らせとは、決して一部分に留まることはなく、全生活の隅々にまで影響する力を持つものであることを再認識させられました。私たちはその福音を知る者として、この世界で、特に今置かれているその場所でどのように伝えて、働きかけていくことができるのかと考えさせられる今年の世界宣教講座でした。

日本だけではなく世界でも同じくして宣教がなされている中、その働きを知ることで、励まされ、新しい発見もたくさんあります。世界宣教講座はそのための良い機会となっています。

次回のブログもお楽しみに♪
TCUでは数週間後にテストが…
神学科3年 曽川