BIOLA LIFE #3 ~学び~

Biolaに来てすでに59日が過ぎました。時が過ぎるのは早いものですね。

今回は、Biolaでどんな学びをしているのかについて取り上げたいと思います。

基本的に、私たちはESLの授業を受けています。
ESLというのは、English as a Second Languageの頭文字を取っていて、英語を第二ヶ国語として学ぶ生徒の為の英語の授業です。
今回私は、4つの英語の授業と体育を取っています。英語は、Grammar、Reading、Writing、Speakingと、体育は初心者テニスを取っています。

英語圏外から来ている学生がどのように英語圏文化の中で学びを進めていくのかについて教えられます。

一番興味深かったことは、Speakingの授業で学んだ、Discussionのスタイルが文化によってどれだけ違かについてです。

授業では、アジアとアメリカのDiscussionのスタイルをスポーツのバスケとボーリングで例えて説明されてました。

ボーリングは、 順番がはじめから決められており、一人ひとりが順番でボールを投げます。誰かが投げている間は、他の人は順番を待ちながら投げている人を見ています。
バスケは、ボールの取り合いでありテンポも速く、全員が常に参加しボールに注意を払っています。
ボーリングがアジアのスタイルで、バスケがアメリカのスタイルなのです。ボーリングで順番を待たずに割り込んだらとんでもなく失礼ですが、バスケでボールが回ってくる待っているだけでは、ボールを触らずに他のメンバーがその人の分も動くことになります。

良くある、アメリカ人とアジア人(特に日本人かな)に見られる状況ですけど、2人で会話しているのだけれども、アメリカ人はしゃべり続け、アジア人は黙りこくってしまう。
それは、どちらかが悪いのでなく、それぞれの文化における会話のルールが違うから起こってしまったのです。
アメリカ人は相手が割り込んで自分から話すまで、会話を続けるためにしゃべり続けていたのです。アジア人はと言うと、アメリカ人が話おわるのを礼儀正しく静かに聞きながら待っていたのでです。
文化の違いがこんな風に日常会話に影響してたとは・・・
どちらが悪いわけでもなく、スポーツのルールの違いと同じようにルールが違うだけだと教えられた授業でした。

写真は、クラスメイトとの写真と、私の勉強スポットの図書館・食堂・寮のテラスです。

国際キリスト教学専攻 3年
学生広報スタッフ 西岡まきば