4/6入学式

4月6日(水)、2011年度の入学式が行われました。
荘厳なパイプオルガンの前奏が流れる中、黙祷をし賛美をして式は始まりました。
今年は東日本大震災で、日本がかつてない大きな苦難に直面している中ではありますが、神様のめぐみとあわれみにより、学園のチャペルで入学式を行うことができました。
入学式と言えばそれぞれの大学で特色があるでしょうが、多くの方が経験しているのが、公立の小中高での入学式でしょう。ステージには日の丸と校旗が掲げられ、君が代が斉唱され、来賓の祝辞がある、そういう入学式に慣れてきた方々には、TCUの入学式が新鮮に映ったのではないでしょうか。日の丸も君が代もない、ただ唯一の創造主なる神様が中心の礼拝です。チャペルには、神様に選ばれた37名の新入生と彼らの入学を喜び、祝福するために集まった保護者、教会関係者、在校生、教職員合わせて400名近い出席があったと思います。福祉専攻の学生は6名と少数ではありますが、キリスト教福祉を学ぶ学生が、本年もこうして与えられたことを感謝します。彼らは、福祉専攻第4期生になり、今年は1学年から4学年まで初めてそろうことになります。
入学式に先だって行われた教員と保護者、教会関係者の懇親会では、「この年になって(壮年)聖書を勉強したくて入学しました。」「在校生の○○君の影響でTCUに入学を決めました。」「他の大学にも合格しましたが、将来、牧師になりたくてTCUをえらびました。」「福祉の仕事がしたく、聖書も学びたくてTCUに来ました。」などの証が保護者をとおして語られ、学生を送り出している教会やご家族の期待の大きさを感じ、身が引き締まる思いでした。
(片岡政子)