2015年イスラエルスタディーツアー7日目

ボケルトーブ! (おはようございます!)

イスラエルに来てついにもう7日目です。スタディーツアーの半分も過ぎ、5日間滞在したエルサレムにもさよならを告げエリコに向かい朝8時から出発しました。
今日は、エルサレムからエリコに向かう盗賊の出る荒野を通りエリコの遺跡、ヨルダン川の洗礼所、ヨルダン川に沿うような形で北上しガリラヤ湖に向かいました。
エリコは意外にも小さく、城壁の周りを7周回るのも無理ない程度だったことがわかりました。町の大きさは大まかにTCUのチャペルから食堂に縦長の形で収まるくらいです。 古代のエリコは城壁が作られた町としては最古の街だったそうです。

ヨルダン川の周辺はとても肥沃で麦やナツメヤシ、バナナ、さらに北上するとマンゴーなども栽培していました。ヨルダン川から東はヨルダン領、西はイスラエル領で今は平和ですが昔の戦争の名残で地雷が埋まっているため立ち入りが禁止されているところもありました。写真の濁った川がヨルダン川ですが、イエス様の時代には一回り以上は川幅が広かったそうです。

ガリラヤ湖に着いてからペテロが金貨を税金で払うかどうかとイエスと語った時(マタイ17:24-)に登場する魚(アムノン)を食べ、遊覧船でガリラヤ湖中心部まで行きました。そこで「ガリラヤの風かおる丘で」(新聖歌40)を賛美し、ペテロが初めてイエスに会う場面の聖書箇所(ルカ5:1-11)を読み、ペテロの献身と自分自身の献身を思いめぐらし静まる時を持ちました。


その次には、イエスがご自分の家とされるほど親しまれた街カペナウムの遺跡も見ました。長血の女の癒し、中風の人が友人の信仰により屋根から降ろされ癒されるそんな奇蹟が起こった街です。そこにはキリスト時代のシナゴクの土台(ペテロの家があったとされるところの上を守るように作られた教会にも行きました。

最後に寄ったのは、ペテロの召命教会で、ペテロが復活されたイエス様とガリラヤ湖畔で再会した時に人を牧する者に召命されたことを記念して建てられた教会です。ガリラヤ湖のすぐそばに建てられており、ガリラヤ湖の近くまで行きそれぞれ静まる時を持ち、ペテロが召命を受けた箇所ヨハネ21章を読み祈る時が与えられました。

今日は首都エルサレムを離れ、自然を感じつつ、それを造り、イエス様を送ってくださった生ける神を静かにでもダイナミックに感じる一日だったように思います。

また後半のツアーも毎日更新させていただきます。

学生広報スタッフ
西岡まきば