白湯 ?

こんにちは。片岡政子です。

この原稿を書いたのは実は残暑きびしい9月初めでした。しかし、なかなか福祉ブログの画面に載せることができず(操作上?)、いつのまにか白湯の恋しい気候になっていました。

私たちは毎日何らかのかたちで水分をとります。コーヒー、緑茶、麦茶、紅茶、牛乳、水、ジュース、スポーツ飲料、清涼飲料などなど。1日にどれくらいの飲み物を飲んでいるでしょうか。今年のように暑い夏は、大量の汗をかくのでことさら体が水分を必要とします。私たちの体の60~70%は水で構成されているということは、体の中で水の持つ役割はどれだけ大きいかがうかがえます。私たちは、のどが渇いたとき何かを飲んでのどを潤しますが、そのときの体のコンディションや状況で飲むものが変わります。あるときは冷たい水を、あるときは炭酸飲料を飲みたくなります。しかし私たちには飲み物の好みや習慣というものがあって、飲むものが自ずと決まってくるものです。コーヒーばかり飲んでいる人はいませんか?炭酸飲料ばかり飲んでいる人はいませんか?多種類飲んでるけど、考えてみたらどれも砂糖の入っているものばかりだという人はいませんか?最近「ペットボトル症候群」という言葉を聞くようになりました。ペットボトルに依存しないようにしたいものですね。

そこで白湯登場です。白湯とは冒頭に書きましたように、飲むために一度煮沸して冷ましたお湯のことですが、当然味はなく、この飽食の時代にあって白湯は見向きもされない飲み物であろうと思います。しかし、私が子どものころ大人はお茶を、こどもは白湯を飲むのが一般的でした。少なくとも私のまわりでは。私も友達も遠足の水筒の中身はお茶ではなく白湯だったことを思い出します。その生活を自動販売機があふれた現代の生活に持ってこようとするのは無理なことかもしれませんが、白湯の良さを知っておくのも悪くはないと思います。“白湯って実はおいしいんです!” よーく煮沸させて少しさまして飲んでごらんください。からだが軽くて健康なときはおいしく感じ、からだが重たい時はおいしく感じません。つづく