人形劇サークル

TCUの名物サークルのひとつ、「人形劇サークル」を紹介します!

人形劇サークルは、その名のとおり、人形劇を通して子どもたちに福音を伝えるサークルです。

コロナ前は、シオン祭(TCUの学園祭)での上演と、各教会での奉仕、少年院やキリスト教系保育園での奉仕をしていました。
この2年半はそういった活動が難しかったのですが、今年のシオン祭から活動を再開することになりました!

今日は、サークルのリーダーにインタビューをしてみました!
神学科4年の峯村淳甲(みねむらじゅんいち)くんです。

久しぶりの人形劇ですね!どんな思いですか?

本当にうれしいです。僕自身、人形劇をしたのはコロナ直前の一年間だけなので、そんなに経験があるわけではないんですが、また人形劇ができるとは…!

いまはどんな劇を練習していますか?

来月のシオン祭に向けて、「ピョンコの大冒険」を練習しています。
実は、ある教会からもお声をかけていただいて、シオン祭の直後に奉仕に伺う予定です。とても楽しみです。

人形劇をやっていて楽しいことは?

練習も楽しいけど、本番が一番楽しいですね。緊張感があるし、子どもたちの反応も伝わってきます。
人形劇なので、子どもたちの顔を直接見れるわけではないんですが、「伝わっている」、「届いている」は、表情が見えなくても意外と分かります。
人形劇は、同じものを繰り返しできるわけではなくて、その場限り、一回限りの価値があるので、やっぱり本番が何よりも楽しいですよね。

人形劇をやっていて大変なことは?

「一回限りの価値」の裏返しなのですが、正解がないのは難しいですね。演じる人によって演じ方が違うので、毎回正解も変わるようなところがあります。
それから、僕は劇の監督をやらせてもらっているんですけど、全体を見るのが大変ですね。劇は生き物なので。

演者目線で言うと、フィジカルが大変です。結構すごい体勢でやってるんですよ。しかも動きながら声にも合わせて、動きと声の両方が生きるようにしないといけないんです。より魅せる動きと、抑揚のある声が求められます。
あとは、感染対策が大変ですかね。練習時間の確保がなかなか難しいです。でも練習を終える時間が決まっているのは良いことかもしれません。笑

TCUに人形劇サークルがあることの意義は?

大学生が本気で人形劇をしている!というのはすごいことだと思います。
自分はTCUに入学して初めて劇を見てびっくりしたんです。この人たち本気だ!って。しかもこのデジタルの時代に、めちゃくちゃアナログで。練習に時間もかかるし、限られた場所で限られた人数相手にしかできないのに。
教会に行って劇をすると、「自分も昔、人形劇やってたんだよ〜」という方々がいらっしゃったり、「小さい頃に人形劇見たよ〜」という方々がいらっしゃったり。脈々と受け継がれているんだなと思います。人形劇って心に残るんですよね。内容は覚えていなくても、教会で人形劇を見ていたという記憶が残るんです。ある意味では、非日常を提供しているというか。
もっと効率的な伝道の仕方はあるかもしれないけど、自分にとっては、福音の種を地道に蒔いているイメージです。実際、福音のメッセージも台本には入っているけれど、たとえそのことを理解できない年齢の子どもたちが見たとしても、何かしらが記憶に残るはずで。「また教会に行こう」とか「教会って楽しいところなんだ」っていう気持ちになってもらえたらいいなと思います。

シオン祭に向けてのアピールがあればどうぞ!

人形たちもみんなに会いたがっています。ぜひ来てください!
神様のことを少し感じ取ってもらえたらいいな、みんなの思い出づくりになったらいいな、と思いながら準備しています。
大人の皆さん、子ども伝道をいっしょに体験しましょう。尊い働きにあずかっている喜びを分かち合いましょう。

祈りのリクエストは?

心身守られて、人形たちと一緒に子どもたちを当日迎えることができるように、ぜひお祈りください。

(人形も一つ一つ手作りです)

最後にひとこと!

あ、これ大事なことなんですけど、人形劇は人形たちが生きて動いているのであって、人間は全く関わっていません(ということになってます)。大人の皆さんは、子どもたちの夢を壊さないよう、この記事のことは秘密でお願いします!
それから、人形劇のLINEスタンプを作成中です。発売されたらぜひ買ってくださいね〜!

学生広報スタッフ もなか