男子寮にもサロンが…?!仕えることの極意とは
みなさん、こんにちはー!もう12月に入りましたね☆
寒いのが苦手な筆者は冬眠寸前でしたが、サッカー日本代表がグループ1位突破した激アツな展開に目が覚めてしまいました!笑
TCUも少しずつ冬を纏いはじめましたが、人と神様に熱い想いを持って仕える学生がいると聞き、インタビューしに行きました!噂によれば、男子寮で髪を切っているとか、、、!
そう!女子寮にネイルサロンがありましたが、男子寮には散髪屋さんがありました!
今日の激アツな主人公は、総合神学科1年の渡邊主祈(かずき)くんです!彼が男子寮で髪を切り始めたのは、元々男子寮内で髪を切っていた、卒業を控えた先輩の後を継ぐためだったそうです。そしてその後を継ぐことになったのも、主祈くんはTCU入学前から「人に仕えたい」という想いを持っており、友人の靴を磨いたり、ご飯を作ったりしていたそうです。それだけではなく、以前から自分の髪を切ったり、尊敬する美容師さんにカットの方法を教えてもらったり、良いハサミも持っていたりと、、、彼の「仕えたい」という想いに対して、神様は散髪屋さんというご計画を用意していたのです!
カットはバリカン、ハサミ、スキバサミを使って、相談しつつ一緒に仕上げていくとのことでした。友達の髪だからこそ「こだわりたい!」と熱く語る彼は、短くても40分から長い時には1時間40分かかるとのことでした…!!!
時間を惜しみなく捧げる主祈くんには「仕えたい」という熱い想いだけではなく、学生の経済状況にも寄り添いたいという、優しさも込められていました。これからも、忙しいを理由にして辞めずに、継続していきたいと話してくれました。
しかし、、、彼にはもっと大きなビジョンがありました!それは「ファッションを通して、全世界に出ていき福音を伝えたい」という想いでした。高校1年生の時にファッションデザイナーを夢見た彼ですが、、、こんなことを語ってくれました。
“ファッション業界こそ、神様を必要としている。外見ばかりを重視する、目に見える価値ばかりを求めるファッション業界だからこそ福音を必要としている。”
もちろんファッションが大好きでこの仕事に就きたいという熱い想いも伝わってきました。それと同時に筆者は、クリスチャンから距離を置かれがちなファッション業界に、福音を伝えようとする彼の姿から、見失った1匹の羊を探すイエス様の姿が見えました。
そんな彼は受験ギリギリまで服飾学院を目指していたそうです。ここまでインタビューをしていた筆者も純粋に気になっていました。「なぜ彼はTCUに来たのか、、、?」
主祈くんにとってデザインとはその人の価値観を表すものだそうです。価値観が未熟なまま技術の高いデザイナーとなっても、本来のビジョンである「ファッションを通して福音を伝える」ことはできません。その大事な価値観を確かなものにするため、聖書を土台とした価値観を築くために、TCUへの入学を決めたそうです。またハガイ書1章から神様がTCU入学を導かれたとのことでした。しかし導かれたとしても、時には不安を感じることも、、それは寮生活だからこそ、ファッションデザイナーとしての技術を磨く一人の時間は少なくなってしまいます。それでも神様はTCUでの学びに忠実であれと命じられ、主祈くん自身も友に仕え、交わる時間を大切にしているとのことでした。
これからも世に流されるのではなく、目に見えるものに囚われることなく、世に仕える姿勢でデザイナーを目指したいと話してくれました。
このブログを読んでいる方々の中にも、自分が目指したい分野において遅れてしまっているのではないか、、、このままでいいのかと悩んでいる方もおられると思います。
でもコスモスは秋に咲くように、早く頂点に行くことが重要なのではなく、周りより遅れても、神様の想いに忠実であることが最も重要だと筆者は学びました。
W杯の熱さを遥か超えてくる、主祈くんの仕える姿に筆者は再度自らの使命は何か考え直すきっかけになりました。2022年がそろそろ終わろうとしていますが、筆者は静まって振り返る時間を持とうと思います。サッカーのハーフタイムではないですが、、、修正し、次のゲームに向けて自分の役目や頑張るべきことを考え、2023年を主に期待しつつ待ち望みたいです!
みなさん!神様が2023年はどんなことを用意してくださっているのかワクワクしてきませんか?!最後に主祈くんとのインタビューを通して与えられた御言葉を書いて、ブログを終わります。
けれども、私が自分の走るべき道のりを走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音を証しする任務を全うできるなら、自分のいのちは少しも惜しいとは思いません。
使徒の働き20章24節
学生広報スタッフM.A.