介護実習ってどんな感じなの??
こんにちはー!
風から秋の香りを感じる9月になりましたね…(私はこの季節が一番好きです!)
今回は、7月に行われた介護実習を振り返りつつ、どうだったのかお伝えしようと思います。
初めに、介護実習とは介護福祉士の国家資格を取るにあたって必修であり、福祉学科の学生は計4回、実習に行きます! 私はこの夏が2回目の実習でした。
コロナ禍で中止になりそうにもなりましたが、12日間無事に行ってくることができました。しかし他の施設に行った友人は9日で中止となってしまいました。
この事態が一刻も早く終息することを願うばかりです。
今回の実習で私は「生活介護事業所」に行きました!特に知的に障がいがある方に日中の介護、相談や助言、創作的活動の機会の提供などを行う事業所です。
午前中は利用者の皆さんと染め物をしたり、畑で草取等の作業を行いました。午後は余暇活動として散歩へ行きました。
知的に障がいがある方との交わりは初めてで不安があった私ですが、利用者さんが歓迎して下さり、また職員の方々も一つ一つ丁寧に教えてくださいました!そして毎日担当の指導員の方が相談にのってくださいました。
(介護実習に行くときのユニフォームです!風通しが良く、濡れてもすぐ乾く素材で作られています)
利用者さんの中には言葉で思いを伝えられない方がおられます。どのように心を通わせることができるのか日々模索しました… 職員さんから「観察してみるといいよ」と助言をいただき、実践してみると…利用者さんは思いを常に伝えておられました。視線や表情、意味のないように見えた行動一つ一つが思いを伝える道具でした!!
時間が経つと、何を伝えたいのかが分かるようになりました。しかし反応がなかったので、私の思いがその方に届いてるのかはわかりませんでした…
ある日、その方と食事をしていると、普段は早く食べ終えてすぐに席を立たれるのに、その日は私を見つめていました。少し時間が経ち、「ごちそうさま」と私が言いかけると、その方も一緒に手を合わせ、小さく「ごちそうさま」と言われました、、
その方に「私」が意識されていること、心が通じ合ったのだと感じ、感動しました!!
私はこれ以上にも尊い経験をしました。しかし特にこの経験は私の世界観を変えてくれました。「言葉」に頼っていた私は今まで聞くもの、見えるものを全てと思っていました。
人と心を通わせ、互いに愛し合うには、目に見えない想いにも耳を傾ける必要があります。
神様は私たちに感じる能力を与えられています。見えないものをも感じる力です!
今は早く簡単に情報を得ることができます。その分ゆっくり、慎重に何かに思いを寄せること、また自分や他人、そして神様の想いに耳を傾けることが少なくなっています。一度散歩に行くとき、携帯も持たず、イヤホンで音楽を聞かずに歩いてみてください。
風、太陽の光、木が揺れる音、季節や天気ごとの香りを感じると思います。
また人と関わるとき言語だけに頼るのではなく、五感を使ってみてください!(非言語コミュニケーション) 相手の小さな声も聞こえてくると思います、、、
介護実習の話からだいぶ外れましたが、聖書を土台とする福祉の学びはTCU以外で受けれません。またその学びがいかに大切なのか、実習のたびに感じます。
ぜひ福祉の授業を受けてみませんか、、、?(笑)
実習の写真が少なくて申し訳ございません。
その代わりではないですが、、人がいない時に少しマスクを外して秋の香りを楽しむ写真をおつけします(笑)
学生広報 M.A.