丸山忠孝先生の特別講演会に行ってきました!
みなさん、お久しぶりです!
梅雨なのかそうじゃないのか、はっきりしないような最近ですね。
天気はどうであれ、心は常に晴れやかに毎日を過ごしていきたいものです。
さて、6月16日は宗教改革500周年記念として、元東京基督教大学の学長である丸山忠孝先生の特別講演会が御茶ノ水クリスチャンセンターで行われました!
実はこの私、この講演会をとても楽しみにしていたもので、ここ1ヶ月ほどこんな感じでポスターを机の前に貼っていました。
そんなこともあり、大きな期待を胸に金曜日の夕方、意気揚々とOCCへ乗り込んだのはよかったのですが、会場へ到着するとなんとすでに立ち見が出ているほどの超満員御礼状態!
恐るべし、丸山先生の集客力…!
(ちなみに当日の画像はすべて職員の方からご提供頂きました。)
ということで、僕を始めほとんどのTCU生は会場の隣の部屋で講演の音声だけを聞くことに。
その様子がこちら。
誰かが「昭和の玉音放送を聞いてるみたいだね」と言っていたのが印象に残りました(笑)
そんな感じだったので始めはどうなることかと思いましたが、結果から言うと、音声だけでも大大満足の講演会でした(^^)
さて、講演の内容に話を移しましょう。
今回の講演のテーマは「ルターとカルヴァン」。
みなさんご存知の通り、宗教改革を代表する二人の偉大な改革者についてです。
配布されたレジュメの表紙がこちら。
「ルターとカルヴァン」の「糸口」と「今日的挑戦」という二つの切り口から、二人の宗教改革の関係について語ってくださいました。
直接的な接点はなかった二人の改革者でしたが、二人の改革の共通点と相違点、そしてそこから何が見えてくるのかについて教えられ、考えさせられた講演でした(詳しい内容は割愛させていただきます)。
丸山先生の講演の後には、現在TCUでキリスト教史を教えておられる加藤喜之先生が「宗教改革のうちなる矛盾:21世紀の改革へ向けて」というテーマで応答をしてくださいました。
ルターの宗教改革の内に見られた矛盾点と、それが現代の教会に何を問いかけているのかということについて、非常に示唆に富んだ内容を語ってくださいました。
そして最後には質疑応答の時間がもたれました。その様子がこちら。
非常に濃密で有意義な2時間半でした!
丸山先生、加藤先生、そして講演会を主催してくださったTCU教職員の方々に感謝です!
今年は宗教改革500周年ということで、今後も各地で様々な講演会・セミナーが企画されているとのこと。
この節目の年に神学生として多くの学びの機会が与えられていることに感謝しつつ、たくさん学んでいきたいです!
以上、丸山忠孝先生特別講演会のレポートでした!
期末シーズンはもう目の前に…!
学生広報スタッフ K.Saito