防災訓練。
こんにちは!
みなさん、いかがお過ごしですか?
TCUは、新学期が始まり早1ヶ月、5月に突入しました!GWは、多くの学生が実家に帰るなり、教会でのキャンプに参加するなりして、充実していた様子が、帰ってきた学生から伝わってきます。
あ〜、寒い寒い!本当に寒い!!
「暑いって言うから暑いんだよ」とよく言われるので、寒いと言ってみました。変わりませんでした…。
そんなGW明けのTCUでは暑い!日々が続いていますが、今日はその「暑い!」ではなく「熱い!」から身を守るための訓練が行われました。
TCUでは毎年、この時期に防災訓練が行われます。この日は、学生や職員だけではなく、家族寮の家族のみなさんも、食堂のお姉さんたちも参加する、高出席率の恒例行事です。今回は、これまであまり知られてこなかった防災訓練について、お伝えできればと思います。
防災訓練はこんな感じで進みます!
部屋で待機。
「ジリジリジリジリ!」(突然の警報!)
「火事です!火事です!」(鳴り響く放送)
すたすたすた…
体育館前に集合!
ざっくり説明するとこんな感じです。(うまく伝えられずすみません…)
各フロア(各寮3Fあります)には、消化班、誘導班、救助班という役割分担がされています。それぞれの寮生が、自分の役割に沿って、指示を出し、迅速に避難する訓練をします。これまでも、中学や高校で防災訓練はあったことだと思いますが、TCUでの防災訓練との大きな違いは、寝泊まりしているということだと思います。災害はいつ何時起こるのは全く予測ができません。もしかしたら、寝ているときかもしれません。誰かが教えなければ、気づくことができないかもしれません。そうならないためにも、残っている学生がいないか、声をかけ合って確認をすることが必要不可欠です。
こうした訓練を通しても、寮生活での横との関係の重要性について考えさせられました。いつもお互いに気にかけ合うことは、決して簡単なことではありませんが、そうすることで、いざ災害が起きた時に、誰がどこで何をしているのかが把握しやすくなります。普段から、共に助け合って生活することの大切さを改めて教えられました。
避難の訓練が終わってからは、AED(自動体外式除細動器)と消化器の使い方の講習がありました。今回も地元の消防署の方々が来られましたが、今回はなんとTCUの女性職員で、地域の消防団にも所属しておられるK職員に、TCU職員としてではなく、女性消防団員として指導していただきました。
全校生徒が、実際に消火器を使った消火訓練や人型模型に胸骨圧迫(心臓マッサージ)をするなどの体験をしました。
いつ起こるのかがわからないのが災害です。訓練は何回しても無駄ということはありません。というのも、いざという時に、訓練通りに動くということは至難の技だからです。
K職員が言われるように、「いざという時に、道の反対側を行ってしまう人にならないで、そばに行って助けの手を差し伸べるサマリヤ人になってください」という言葉が印象に残りました。
今日受けた一つ一つの訓練が、万が一の時に少しでも役に立てられることを願います。
TCUならではの防災訓練の様子が少しは伝わりましたか?
今回のブログは以上です。
午後からは健康診断。。防災意識も大事ですが、脂災にも要注意です(>_<)
次回のブログもお楽しみに♪
広報スタッフ、曽川