第10回~TCU生の証し

TCUニュースレター(教会教職)をブログ形式で公開しています。皆さんがキリスト者として将来を考える上で、少しでもお役に立てれば幸いです。


 こんにちは。

 時折冷たい北風が吹くこともありますが、日向に入るとぽかぽかと暖かく、段々と春が近づいてくるのを感じますね。しかし、まだまだインフルエンザや新型ウイルスなどが流行し、気が抜けないですね。手洗いうがい、十分な睡眠、マスク着用などをして対策しましょう。皆さんの健康が守られますように。

さて、今月の証し者は神学科教会教職専攻4年生 上江洲アントニ(うえずあんとに)さんです。


証し【TCU生活での恵み】

神学科教会教職専攻4年生 上江洲アントニ(うえずあんとに)

 

上江洲アントニ①

私がTCUに入学したのは、第一に牧師として献身したいと思っていたからです。教会で奉仕し、伝道していく中で、もっと聖書を学びたい、神学校に通ってみたいという思いが与えられ、また同時に神様の言葉を伝える人になりたいと思い、TCUに入学しました。

TCUを知ったのは、教会にTCUの先生が来てくださったことがきっかけでした。その時に頂いたパンフレットを見て興味を持ち、オープンキャンパスに参加しました。その中で、全員がクリスチャンであるという安心感と、多角的な視野で勉強できる充実した神学の学び、また寮教育を通した全人格的な学びに惹かれ、TCUでの学びをしたいと思うようになりました。オープンキャンパスで気になっていることや不安に感じたことを親身になって聞いてくださった先生たちの優しさにも惹かれました。こうした先生たちとの関わりは入学しても続いていてとても助かっています。

上江洲アントニ②上江洲アントニ③

TCU生活はこれで2年目ですが、その中で特に印象的だったことは委員会活動です。私は昨年まで男子寮運営員会の寮長と夏期伝道委員会のリーダーズ(準備委員)を兼任していました。委員会活動を通して、私はキリストのからだとして働くことの尊さを知ることが出来ました。私はこれまで人を信じることに対して欠けを持っていました。しかし、共同体での奉仕に携わることを通して、自分の弱さを見つめることや、与えられた賜物を認識し、自分の与えられている働きを行うこと、助け合いながら働くことなどを学びました。互いにキリストを見上げつつ、一緒に一致して活動している。しかし、同時にそれぞれに任されている働きがあり、それぞれが受けている賜物があり、それぞれが責任をもって活動している。そのことを知ることができました。私が委員会活動をしていた時にいつも私の支えとなっていた御言葉はヤコブの手紙1章5節です。

「あなたがたのうちに、知恵に欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます。」

 キリストにある交わりの中で、その中心にいてくださって、私たちに時に適った助けを与えてくださる神様のご臨在を実感することができました。神様との関係にも成長が与えられ、徐々にキリストの似姿へと変えられるという恵みを受けています。将来、神様にお仕えするための備えを神様はあらゆるところから与えてくださっていることを嬉しく思います。これからも神様のご計画に期待して歩みたいと思います。


【ちょこっとインタビュー】

 

インタビュー

質問1. 入学する前に不安はありましたか?

「たくさんありました。勉強についていけるかとか学費のことや寮生活のことや…。オープンキャンパスでほとんど解消されました。」

質問2. 寮生活の必需品は?

「電気ケトルだと思います。私は勉強の息抜きにコーヒーや紅茶などのあったかい飲み物を飲んでいます。」

質問3. おすすめの授業は?

「旧約聖書概論です。授業を受けてから旧約聖書を読みたいと思うようになるかも?!僕は読みたくなりました!」

質問4. あなただけが知っているTCU最新情報は?

「最近、男子寮のお風呂場のタイルが張り替えられました。個人的に嬉しいです。」