世界宣教講座
こんにちは!
TCUでは5月19日から23日まで世界宣教講座がありました。
毎年、5月頃に海外からの先生を招き、「宣教」に関して、学ぶ時があります。その週を「世界宣教講座」と呼びます。
今年はイギリスからローバト・リチャード・クック先生が来てくれました。
イエス様の「では、あなたがたは、わたしを誰だと言いますか」という問いについて、世界の諸宗教がどのように答えているのか学ぶことできました。
特にイスラム教とヒンズー教の視点からイエス様を見れたことは非常に興味深いものでした。イスラム教では、イエス様を偉大なる預言者の一人として見てます。また、ヒンズー教はイエス様の高い道徳性を評価しています。意外と「イエス様」を排除するような見方ではなく、尊敬の意を持って見ています。
私は毎回、諸宗教を学ぶ際に思わされることがあります。確かに、それぞれの宗教では「違い」があります。しかし、「違い」ばかりに目がいってしまい、何か大事なものを見失っているように思えます。
それは、「共通点」だと思います。今回の世界宣教講座を通しても、イスラム教もヒンズー教も、キリスト教と「共通点」があるということを学びました。お互いに、「違い」ばかりを言い張るよりも、「共通点」から歩み寄ることができると思います。
また、「君たちが信じているものは邪教だ!!」と簡単に言いたくないと思います。自分は諸宗教を表面的に知っているだけなんだと気付かされました。彼らが何を信じていているのか、敬意を持って知っていくことが大切なんだと思います。
いつか、イスラム教やヒンズー教の方々と、「共通点」を分かち合いつつ、自分が何を信じているのか話し合いと思いました!今回も、色々と考えることができた世界宣教講座でした!
あっ、そろそろ「わんくんのぶらり学園案内」を再会したいと思います・・・。
大学院2年
王詠瑋