卒業と論文
こんにちは。
いつもご支援とお祈りをありがとうございます。
年が明けてから既に一ヶ月が経過しました。
時は2月。
もう卒業の季節は間近でございます。
卒業につきものなのが、「卒業論文」。
1月24日は修士論文の提出日、31日が学部生の卒業論文(研究)提出日だったようです。
そして、本日2月2日は、東京基督教大学大学院博士課程(注1)の口頭試問が開かれました。
実は、東京基督教大学の博士課程は2014年に開設されたばかりですので、今回が初めての博士論文口頭試問会なのです。
今回学位を申請される方は2名いらっしゃいました。
研究テーマは、賀川豊彦の妻、賀川ハルに関する研究と、宗教教育におけるナラティブ・ペダゴジー(物語形式を用いた教育方法)について。
審査をする教授陣はそれぞれ4名ですが、その背後ではTCUの他の教授陣が事態を見守っており、緊迫した空気がピリピリと流れておりました。
同時にそれは、多くの先生方の期待の表れかもしれません。
本質的な部分に関して質問が飛び交い、緊張感がありながらも大変有意義な時間でした。
アカデミックな話題が出ると、私たちとどういう関係があるの?と思われるかもしれません。
ですがそのような研究は、教会にどう活かされるのか、ということも視野に入れています。
賀川ハルの研究、そして宗教教育の方法論の研究が将来の教会に活かされていくことを願います。
かくいう私も大学院2年生、つまり卒業年度でして、先日修士論文を提出しました。
口頭試問は2月16日。どうなることやら。
注1:正確には東京基督教大学大学院神学研究科神学専攻博士後期課程。学位は博士(神学)/Doctor of Philosophy in Theological Studies。
学生広報 T.Irie