第3回~TCU生の証し

TCUニュースレター(中高生向け)をブログ形式で公開しています。皆さんがキリスト者として将来を考える上で、少しでもお役に立てれば幸いです。


みなさん、こんにちは。

今月14日はシオン祭でした。足元の悪い中お越しいただきありがとうございました。また、台風19号や水害による被災地の復興を主の御名によってお祈りいたします。

今回も前回同様、学生による証しです!!

どのように神様に召されTCUへと導かれたのか。そして、どのような学生生活を送っているのかを証しして頂きました。学生の証しが皆さんの信仰生活の励ましとなりますように。

最後に「ちょこっとインタビュー」もあるのでそちらもご覧下さい。


 

証し【神様の計画の中で与えられた環境】

国際キリスト教学専攻3年 張恩進(チャン・ウンジン)

DSC_4083ウンジン

私は現在、東京基督教大学の国際キリスト教学専攻、3年の張恩進(チャン・ウンジン)です。高校卒業後、入学する予定だった大学にビザの問題があり、入学できなくなってしまいました。予定通りに大学に行くことができなくなりガッカリしていた時、当時出席していた教会に現TCUの学長であられる山口先生が来られました。交わりの時に、私が大学に入れなくなり、悩んでいることをお聞きになった学長は、私にTCUのパンフレットをくださいました。その日の夜、TCUはどのような大学か、早速両親と見に行きました。そしてその日の晩にTCUを受験することを決め、無事入学することが出来ました。

入学してからの学びは、私にとってとても難しかったです。クリスチャンホームで生まれ育ちましたが、聖書の知識は恥ずかしいほどなく、しかも日本語で学ぶことは私にとってとても大変なことでした。しかし、TCUの教職員、学生たちはとても寛容で、私はすぐに慣れることができたと思います。学びの中では私が今まで考えたことのない聖書的なものも沢山あり、またキリスト者としての姿勢や立場などについても学ぶことが出来ました。特に、私の専攻である国際キリスト教学専攻はどのような立場の専攻か混乱してしまう時もありましたが、私が2年生の時に履修したある授業で、牧師として遣わされる専攻ではないが、一般社会に出て行き、ノンクリスチャンたちに最も触れることになる専攻であり、生活の中でキリスト者として生き、福音を伝える責任がある大事な役割であると聞き、自分のアイデンティティーをはっきりさせることができました。先生方は学生が何をどう悩んでいるか把握し、たくさんのことを教えてくださっていると思います。41991142_898497120339064_6688156741579833344_n

オーストラリア語学研修

42044470_2087636938217877_3901001941781577728_n

豪州Flinders大学(語学学校)

生活面では、TCUは基本的には寮生活なので、不安を抱えて入学する人も多いようですが、私は高校から両親を離れ、寮生活をしていたので、寮で様々な人たちと生活することに慣れており、不安はありませんでした。実際入学してからも、寮生活に対してあまり大きな困難はなかったように思います。しかし、誰でも時には一人の時間が必要になると思いますが、その部分は少し苦労したと思います。部屋には常にルームメイトがいて、寮には常に誰かがいる、そのような環境で完全に一人の時間を持つことは難しかったです。しかし、みんなと過ごすことにおいて、短所よりは、長所の方がはるかに多いと私は感じます。悩みがある時には聞いてくれる友人がいつも隣にいて、祈ってもらいたい時には祈ってくれる友人がいることは、TCUの最大の魅力ではないかと思います。

正直に言うと、TCUでの学び、生活が常に楽しくて、喜びあふれるものという訳ではありませんが、キリスト者がほとんどいない日本でこのような環境が与えられていることは大きな祝福だと思います。私にTCUという環境を与えてくださった神様に感謝します。


 

【ちょこっとインタビュー】

インタビュー

質問1. 入学する前に不安はありましたか?

「日本語での学びについていけるか。

質問2. 寮生活の必需品は?

「扇風機!クーラーをつけるか微妙な暑さの時には扇風機が大活躍!」

質問3. おすすめの授業は?

「異文化理解入門!毎週の異文化を発見してレポートにすることによって、異文化をさらに理解し、体験することができる。」

質問4. あなただけが知っているTCU最新情報は?

「女子寮209号室には美味しいものが沢山あります。」