教会教職専攻
教会教職者(牧師、宣教師、伝道師など)への召しに応え、共に学び共に仕えることを目標とします。教会と世の現場を心に刻み、熱意と誠実をもって主の訓育を受け、破れ口に立つ者として派遣されることを目指します。
学びのポイント
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福音主義の神学を学ぶ
福音主義に立ち、神学の各分野(聖書・組織・歴史・実践)を有機的に統合します。すべての学びが聖霊の働きの中で補完し合い、主の器が形造られます。
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教会に仕える
個々人の賜物と召しを喜び合い、また各個教会と各教団教派を尊びつつ主の教会に仕えるために学びをともにする共同体であることを絶えず志向します。
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「破れ口に立つ」者へ
学びにおいて受ける恵みとチャレンジに応えて、仕えるべき所を察知する霊性と柔軟な実践力を磨きます。教会と社会における「破れ口」に向かう決意を持ちます。
神学の分野
聖書学
聖書の歴史的な背景、文法、文学的な要素、文化人類学的な分析、社会学的な考察、神学的な考察をすることで、聖書の世界を立体的に捉えることができ、聖書理解がより豊かになっていきます。
組織神学
聖書とは何か、神とは、人間とは、キリストとは、救いとは、教会とは、終末とは。教会で使われ耳にするこれらの言葉、実は理解が曖昧ではないでしょうか。聖書を基礎とし、歴史、社会、自然、人間の思考および行動などの中に表された概念や事実なども考察しながら体系的に学びます。
実践神学
説教、礼拝、宣教、伝道、牧会、教育。牧師になるかならないかにかかわらず、クリスチャンの信仰生活にとって非常に身近で大切な学びです。本質的な意味を学ぶとともに教会の現場での実践を視野に入れて学びます。
聖書言語
聖書が書かれた原語は主にヘブライ語とギリシア語です。文字の読み書きから始まり、文法、語彙を習得していきます。辞書を使いながら原語で聖書を読み、釈義(意味を理解し解き明かす)ことをめざします。聖書原語を学ぶことで、聖書の言葉がより正しいニュアンスで理解できるようになります。
考古学・歴史神学
聖書時代の土器などを実際に見て触りながら考古学的に学ぶことで、聖書の記述が立体的に浮かび上がってきます。そして宗教改革時代以降の歴史、日本のキリスト教の歴史を追って学ぶことで、歴史の中で生きて働かれる神様を知ることができます。
教会教職専攻・大学院
TCUにおける教会教職者育成は4年間(学部3-4年、修士1-2年)の枠組みの中で行われますので、本学大学院への進学(受験)は、教会教職専攻の前提となります。修士課程においては、神学と実践の成熟を深め、将来、牧師・伝道師・宣教師・各種伝道団体スタッフ/指導者・神学研究者および教育者を目指す人を養成します。
卒業後の進路・働き
大学院に進学し教会教職者(牧師・教師・伝道者・宣教師)
博士課程に進学(あるいは留学)し、研究者・神学教師
【+ユース・スタディーズ副専攻】 若者伝道のエキスパート、ユースパスター
【+キリスト教福祉副専攻】 地域福祉にかかわる教会教職者
【+グローバル・スタディーズ副専攻】 日本と世界でグローバルなミニストリー
【+教会音楽副専攻】 広い視野をもった音楽奉仕者
教会音楽専攻科に進学し、音楽主事、クワイア・奏楽者の指導者
教派の神学校に進学し、それぞれにふさわしい教会教職