新学長に朝岡勝氏 初の理事長・学長兼任

2023年8月30日

山口陽一現学長、朝岡勝次期学長
左:山口陽一 現学長 右:朝岡勝 次期学長

新時代のTCUへバトンタッチ

東京基督教大学(千葉県印西市)は、朝岡勝理事長・学園長を次期学長(2024年4月~)に選任しました。山口陽一学長は任期2年を残し2023年度末での辞任を表明、6月27日臨時理事会においてこれを承認しました。規程通り学長選出手続きを進め、7月25日臨時理事会において朝岡勝理事長を2024年4月からの次期学長として選出しました。本学では理事長と学長が兼任となるのは初めてです。
 
山口学長は、任期1期目(2018-2021)に総合神学科への改組(2021年度)、新型コロナウイルス対応(2020-)など難しい局面で陣頭指揮を執りました。任期2期目(2022-)に入り、コロナ対応を継続しつつ、厳しい財政建て直しのための第4期中期計画(2023-2027年)を策定し、その道筋を整えたところで大学改革の迅速化のためリーダーシップの一元化と世代交代を願いました。
 
次期学長に選任された朝岡理事長は、将来に向けた大学運営基盤の確立のために組織改革に着手することを表明。あわせて「Stand in the Gap 破れ口にキリストの平和を」を教育目標とした教育改革と速やかな世代交代を進めます。なお、2022年度より兼任してきた学園長は退任し、空席となります。新体制と具体的な改革方針は11月頃に改めて発表する予定です。
 
朝岡理事長が学長を兼任することで、教職員と理事会がいよいよ力を合わせて大学改革を進め、新時代のTCUを築いて行きます。

■プロフィール

朝岡 勝(あさおか まさる)

1968年生まれ。東京基督教短期大学、神戸改革派神学校卒業。日本同盟基督教団理事長。同教団市原平安教会牧師。2010年より東京キリスト教学園理事・評議員、2018年より非常勤講師、2021年4月より理事長、2022年度より学園長を兼任。2024年4月より学長に就任予定(理事長兼務)。

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