cafe 8

2020年6月2日

第8回 2016.7.9|東京芸術劇場ミーティングルーム007

ゲスト・スピーカー:NPO法人「ふらじゃいる」のみなさん

松浦次郎さん(ふらいじゃる理事長)
佐藤寿雅さん(同副理事長)
白江香澄さん(同事務局、精神保健福祉士)

「ふらじゃいる」は、2015年1月にこころの病気をもつ仲間を中心に設立され、こころの病気をもつ人たちが仲間とともに”人生の主人公になる”ことを目的に、練馬を中心に当事者研究やカフェ等のユニークな活動を積極的に展開されています。「ふらじゃいる」という名前は、当事者も家族も他の人たちも、みな壊れやすい弱さをもっているので、弱さもオープンにして助け合うといった意味が込められ、どこかで弱さの価値を見直してみようという空気とつながっているのかもしれません。
「ふらじゃいる」の皆さんのお話しを聴いて、世界的にみると精神障害者への対応に関しては後進国であること、世界の潮流は障害者がいかに病院・施設ではなく地域で暮らしやすい社会体制にするかに腐心していることなどを知りました。先入観から障害者の人たちと距離を置きがちな周囲と、コミュニケーションが苦手な当事者の人達や家族との間の壁をどうしたら取り除けるのか、ざっくばらんな話が盛り上がり、日本社会の生きづらさや日本人論などにも話が発展したところで時間切れとなりました。|→ 当日資料はこちら

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