科学と宗教研究会

2015年8月14日

座長 稲垣久和、松島公望

近代科学の源流は17世紀のヨーロッパ・キリスト教社会でした。今日、高度な科学技術が、宗教的背景とは無関係に、日本をも含む先進国に移植され発展を遂げています。しかし、生命医療科学技術に顕著なように、物質科学が高度になればなるほど、「いのちの問題」が問われざるを得なくなってきました。科学文明において、人間のスピリチュアリティ(霊性)はどのような意味を持っているのか、科学者や神学者を交えた研究会を行いました。

研究会の成果として、アリスター・マクグラス著『科学と宗教』『神の科学』(いずれも教文館刊)などの著作の翻訳も行いました。

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