総合神学科
東京基督教大学は2021年春より、従来の神学科と国際キリスト教福祉学科を統合し、「総合神学科」として大学改革を行いました。
2021年度からの学科再編について
東京基督教大学では、2021年度の4月に学科を再編しました。
「教育目標」において「建学の精神」をより明確にし、現在、神学部にある神学科と国際キリスト教福祉学科を「総合神学科」に再編しました。2学科4専攻(教会教職、神学、国際キリスト教学、キリスト教福祉学)は、総合神学科の5専攻(教会教職、グローバル・スタディーズ、ユース・スタディーズ、キリスト教福祉、神学教養)となりました。
全員が総合神学科に入学して1、2年で共通科目を学びます。3年次から5つの専攻に分かれるので、入学してから専攻を決めることができます。教会教職課程は大学院修士課程までの4年間で変わりません。アジア神学コース(ACTS-ES)とシニアコースは発展的に解消し、日本語話者と英語話者が共に学び、シニアの学生はどの専攻でも学ぶことができます。厚生労働省の介護福祉士養成課程はなくしますが、聖書と神学の学びをより身につけた福祉の働き人を育成します。
人間像・モットー・コンセプト
- 育成する人間像
「福音を肌で感じさせるキリスト者」 - モットー
「キリストがすべて」 - 大学改革のコンセプト
「Stand in the Gap 破れ口にキリストの平和を」
教育目標
東京基督教大学は、プロテスタント福音主義の理念に基づいたキリスト教世界観と召命観を持ち、教派を超えて教会と社会で、世界宣教の志を持って神と人に仕えるクリスチャンを養成することを教育の目標としています。そのために必要な人格と幅広い教養、神学に関する専門的な知識、主体的に考え行動する力の涵養に努めます。
神学部総合神学科 5つの専攻
その他の変更点
- 卒業と同時に介護福祉士受験資格を取得する課程を変更。資格よりもキリスト教世界観に立った人格養成を重視。介護福祉士受験資格は実務者研修ルートでの取得をめざす。
- 各専攻を主専攻としつつ、下記の5つの分野を副専攻として学ぶことができます。
– グローバル・スタディーズ
– ユース・スタディーズ
– キリスト教福祉
– Japanese Studies
– 教会音楽
再編のポイント
- キリスト教世界観をゆっくりしっかり身につける「初年次・2年次教育」
- 「教会教職専攻」は、主要科目に絞り、丁寧に・柔軟に・深く
- 日本語話者と英語話者が共に学ぶ「グローバル・スタディーズ専攻」
- 聖書と神学を身につけた福祉の働き人へ「キリスト教福祉専攻」
- 人気の副専攻がいよいよ主専攻に「ユース・スタディーズ専攻」
- 天職(Vocation)が何か、オーダーメイドで学び深める「神学教養専攻」
※内容は変更になる可能性があります
社会とつながる東京基督教大学の学び
新入生の声
2021年度以降の神学部の定員
- 収容定員(総定員) 160名 変更なし
- 入学定員(1年次) 33名 変更なし
- 編入学定員(3年次) 14名 変更なし
※変更点:3年次からの各専攻の定員は設定しない。