理事長・学長挨拶

私に倣う者と

東京キリスト教学園 理事長 朝岡 勝

「この学校で、先生がたは私たちにどういう教育をしようと考えておられるのでしょうか。」
かつてこの学び舎で学んでいた頃のことです。教師と学生たちが一堂に会したある集まりで学生の一人がこう問いかけました。教師たちが次々に応答する中、一人の教師が静かなきっぱりとした口調で言われました。「私のようになってほしいということです。」
大胆な言葉です。しかしこの言葉を聞けたことで、悩み迷うことの多い学びの日々を何とか全うすることができた、そんな忘れられない言葉です。
「私に倣う者となってください。」
新約聖書の中で使徒パウロが繰り返し語った言葉です。パウロ「こそ」の言葉ですが、パウロ「だけ」の言葉ではありません。パウロをとらえ、召し、生かした主イエス・キリストに、同じくとらえられ、召され、生かされるすべてのキリストのしもべたちへの呼びかけです。
本学の「建学の精神」に記された「福音を肌で感じさせる人材を育成する」との言葉も、この延長線上にあるものです。「福音を肌で感じさせる」生きた学びが提供されるこの学び舎に、ぜひ多くの方々をお迎えし、送り出したいと心から願っています。

本学を支えていてくださる皆さまには日頃からのお祈りとご協力に心から感謝するとともに、よりいっそうのご支援を賜りますようお願い申し上げます。宝のような学生一人ひとりが「福音を肌で感じさせる」働き人として遣わされて行くために、教職員一同「私に倣う者となってください」と言える学び舎でありたいと願っています。

 

Stand in the Gap 破れ口にキリストの平和を

東京基督教大学学長 山口陽一


東京基督教大学のロゴマーク。信仰の盾の中の円は地球を表しています。
その「破れ口」に立ち、これを塞いでいるのはキリスト(Χριστόςの略語XP)です。
“Stand in the Gap 破れ口にキリストの平和を”これは本学の大学改革のコンセプトです。
本学のチャペルの重なり合う3つのドームは、不完全な世界をイメージしています。その重なり合う繋ぎ目にキリストの十字架が立っています。神と人の、人と人の、あらゆる破れ口に立って下さるキリストにあって「破れ口にキリストの平和をもたらす人」を育てたい。私たちはそう願っています。

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