神学部長メッセージ

あなたの到来と挑戦を待っています

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神学部長 大和昌平

神学部は中世ヨーロッパに興った大学に最初から置かれた学部です。少人数で寮生活、その中心にチャペルがあるのも古典的な大学のスタイルです。東京基督教大学神学部はその伝統に根差し、現代日本に新たなチャレンジをします。
現在の大学に求められる機能は、幅広い教養教育・専門職業人の養成・深い学問探究の三つです。私たちはキリスト教世界観に立ち、旧来の固定観念から自由に生きる教養人を育成します。また私たちは教会教職課程とキリスト教福祉学専攻をもち、世界宣教と社会福祉の現場に専門職業人を派遣します。そして私たちは開設した大学院博士後期課程をもって、福音主義神学の深化に取り組みます。
留学生が四分の一を占める緑のキャンパスはとてもグローバルで、心のこもった日本の食事をいただく食堂はとてもローカルです。ここで共に生き、各々のヴィジョンに向かって励んでいます。東京基督教大学神学部は、あなたの到来と挑戦を待っています。

神学部の一つの土台、三つの学び

一つの土台

キリスト教リベラルアーツ教育

リベラルアーツ(教養教育)がなぜキリスト教世界観に立つことが求められるのでしょうか。キリスト教世界観は、キリストが全世界と全ての民族の主であられることに根拠を置きます。あらゆる真理探究は、キリストが治められる「全て」のどこかに係わっています。その意味で、信仰と学問の統合が要求されます。それは、信仰という基準で学問領域を見るというのではありません。むしろ、神が全てを創造されたというキリスト教存在論的前提と、創造主なる神が一つひとつのものに意義を与えておられるという認識論的前提に立って、それぞれの学問領域に特有の方法論で真理を探究することが求められます。

三つの学び

福音主義に立つ実践的な神学

聖書学、組織神学、歴史神学、実践神学、宣教学の各分野で福音主義神学の基礎を学び、毎週の教会実習や夏期伝道などを通じて現場で福音宣教を学びます。

国際キリスト教学

「国際語としての英語」とアジアの言語を身につけ、世界、特にアジアの開発途上国の社会、文化、国際関係を知ると同時に、神学の基礎を幅広く学び、テロ・戦争・飢餓・抑圧など人類の痛みに取り組むキリスト者を育てます。

キリスト教福祉学

介護福祉士に必要な福祉・介護の学びと実習はもちろん、その基礎となる人格形成に最も必要な聖書も学びます。日本の痛みに応える働き人として、新しい福祉文化の創造を担う人材を育成します。