第1回~TCU生の証し

TCUニュースレター(中高生向け)をブログ形式で公開しています。皆さんがキリスト者として将来を考える上で、少しでもお役に立てれば幸いです。


こんにちは。

夏も終わり新学期が始まりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

前回は「振り返り」についてのコラムでしたが、皆さん振り返れましたか?

今回はTCUの学生に入学に至る経緯から実際のTCU生活を振り返っていただきました。最後に「ちょこっとインタビュー」もあるのでそちらもご覧ください。


証し【日々の歩みを通して神様を礼拝する】

国際キリスト教学専攻4年 満仲歩歌(まんじゅう ほのか)

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TCUに入学しようと決心したとき私は高校1年生でした。当時、自分が置かれている状況に生き辛さをを覚え、苦しみもがく日々を送っていました。なぜ辛い日々が続くのか、神様は私に何を求めておられ、私をどのようにしたいのか。迷い悩みながら、生きる目的と将来について考えていた事を思い出します。ですが、このような日々を通して信仰が試され、神と人を愛する事、与えられている環境に感謝する事を学んでいきました。主の計画のうちに道を備え、御言葉を与え、愛してくださる神様のために人生を捧げたいと感じた時、幼い頃から憧れていたTCUに入学しようと決心しました。

17歳のとき短期宣教の一環でアメリカに1か月滞在したことがありました。現地の教会を訪れ、牧師先生や青年の方々との交わりの時が与えられ、自分の将来にどこか可能性を感じる経験となりました。新たな世界に触れたことでもっと神様に委ねて期待して生きていきたいと思えるようになりました。英語力の必要性とグローバルな視点で物事を考え、もっと世界で起こっていることについて考えたい。そのように感じる中で、TCUにある国際キリスト教学こそが私が学びたい事だと感じました。そして神様に仕えるキリスト者として整えられるよう神学を学び、寮生活に挑戦してみたい。そのような期待を膨らませてTCUに入学する道が備えられ、こうして今大学4年目の秋を迎えています。

学園での学びと生活は、長く過ごせば過ごすほど濃いものとなり楽しくなってきます。TCUの授業では始まりと終わりにお祈りをします。入学当初そのことへの新鮮さと、教室に平安を感じる安心で嬉しくなったことを思い出します。また学びを通して自分自身の信仰が訓練され、霊的成長へとつながることがここでの魅力です。どのような学びにおいても、その中心には神様がおられ、神様を礼拝することへとつながります。

そして、TCUといえば寮生活と言っていいほど寮は魅力と喜びでいっぱいです。外から帰ってきたときに「おかえり」と声をかけてくれる友達がいて、隣の部屋から賛美が聞こえると心がほっと温かくなること。また生活を通して隣人を愛することを身をもって訓練されること。家族の元から離れ、同じ世代のクリスチャンと共に暮らすことで、自身の成長につながることはもちろんですが、それと同時に難しさを感じる時もあります。常に人がいるからこそ距離感に悩み、人を愛するということが、どれほど難しいのか気づかされました。逃げたいと思うこともありますが、神様はその変わりない愛をいつも私に注ぎ、私にその愛を思い起こされ、ここでキリスト者として歩む私の小さな信仰を成長させてくださいます。この学園で学び、生活すること。その日々の歩み全てにおいて神様を礼拝することに目を向ける、そんな大学生活です。今、私に与えられている全てに感謝を持って、キリスト者として歩んでいきたいです。


 

【ちょこっとインタビュー】

インタビュー

質問1. 入学する前に不安はありましたか?

「寮生活がどんなものなのか想像できず不安でした。」

質問2. 寮生活の必需品は?

「電気ケトルです。課題をやる時に、また友達とおしゃべりをするたびにお湯を沸かして温かい飲みものを作ってます。」

質問3. おすすめの授業は?

「森田哲也先生から学ぶ「国際関係論」と「キリスト教と開発」です。本当に自分の価値観が変えられます。」

質問4. あなただけが知っているTCU最新情報は?

「この前の金曜日の夜に食堂で食べた卵かけ納豆ご飯が美味しすぎて、涙が出そうでした。食堂で食べる納豆は絶品です。」