日本昔話のチームプロジェクト発表!

みなさんいかがお過ごしですか?

いよいよ冬本番に近づき、TCUもすっかり寒くなってきました。秋学期も残すところ試験のみ。もうすぐ始まる秋休みに向けて、学生たち一人一人が課題やテスト勉強に励んでいます。今日はそんな中行われた「日本宗教論」という授業の最後のチーム発表の様子をみなさんにシェアしたいと思います!

 

「日本宗教論」とは日本の歴史に登場する宗教人や宗教的な出来事を取り上げつつ、日本人に与えた影響や日本人の持つ宗教観について考える授業です。授業の一環として学園近くのお寺や神社に見学に行ったり、映画鑑賞をしたり。とても楽しいクラスでした。普段のクラスは日本語と英語に教室を分けて行いますが、フィールドトリップに行く時や最終発表は合同で行われました。事前に留学生と日本人学生ごちゃ混ぜのチームを作り、それぞれが最終発表に向けて着々と準備を進めてきたのです!

発表内容は日本の昔話を一つ取り上げ、チームでスキットにしクラスで発表するというもの。昔話の背景の解説や、全員が理解できるように日本語と英語の両方の言語を交えながら行うことが条件として出されました。全部で6チームあり、どのチームも動画を作成しそれらをクラスで発表しました。

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今回発表された昔話は「ねぼすけ太郎」「浦島太郎」「猿の恩返し」「舌切り雀」「わらしべ長者」「かぐや姫」の6つでした。留学生たちが話す日本語のセリフがとても上手だったり、演技力抜群の学生など見ていてとても面白かったです。

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中には人形を使って昔話をアレンジしたグループもあれば、紙芝居のように動画を作成したグループも。それぞれのチームによって内容もやり方も異なり、とても個性豊かでした。笑いの絶えない発表の時となりましたよ〜

 

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動画発表の後は、その昔話の背景や宗教とのつながりの解説が行われました。思わず「へぇ〜」と声が出るような情報もあり、日本人の私にとっても勉強になる時でした。すべてのグループが発表し終えた後は、どのチームが一番良かったのか投票が行われました。

そして選ばれたのが・・・・・

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浦島太郎チームでした!おめでとうございます!

動画のクオリティが高く、面白く、とても楽しい時間となりました。一緒に協力してプロジェクトを作り上げる。もちろん時間はかかりますが、とても良い交わりの時になったと思います。ますます留学生との交流が増えていくことを期待したいですね。留学生の中には12月に母国へ帰っていく短期留学生も多くいます。あと少しの間ですが、彼らとのTCUライフを楽しみたいです!

TCUではもうすぐ秋休みが始まります。そんな中、オーストラリアへ語学留学をしていた学生が帰国したり、冬学期に韓国へ異文化実習をしに行く学生が出発の時を迎えたり、アメリカからの短期留学生が母国へ帰る時が迫ったり、、、と学生の帰国や出発で忙しい時期でもあります。それぞれの経験が恵み多い時となるように祈りつつ、秋学期もここまで守られたことを感謝したいと思います。

 

以上、日本宗教論の最終発表の様子でした。次回のブログもお楽しみに!

国キ3年 M.H