夏期伝道始まる

夏期休暇に入り9日から11日の3日間だけ夏期伝道に行ってきました。今年は茨城県稲敷市の広星キリスト教会です。9日は早稲田の日本キリスト教会館で日本クリスチャン・アカデミー主催のシンポジウム「宗教者は関東大震災をどのように受け止めたか」において柏木義円についての発表があったので、遅れて夜到着しました。まず教会の立地に驚きました。畑が広がる丘の上、真っ暗な夜道を迷いに迷って辿り着いた時の、十字架の明かりが何と嬉しかったことでしょう!
牧師は森田日出夫先生です。1962年にhi-B.A.のキャンプで入信、1972年に韓国でのアジア宣教大会に参加したのを契機に韓国へ留学。イエス教長老会神学大学と神学院を卒業して京畿道の農村教会である金沙教会(統合派)に就任、1983年に牧師按手を受けました。いずれも日本人として初のことです。1985年には廣星教会から宣教師として日本に派遣され、笙子夫人と共に水戸伝道所の開拓に着手、1989年にはつくば東京教会を献堂しました。両教会とも在日大韓基督教会に属し、後者は東京教会の支援で建設されました。その後、松戸での伝道、東京基督教大学共立研修センターでの研修を経て、16年前から現在の働きを始められたそうです。
その開拓初期に、私共の学園の夏期伝道チームを二回迎え、それが開拓伝道に大いに役立ったと言ってくださいました。そのチームのメンバーのことを良く覚えておられ、その話を伺いながら、私たちも身の引きしまる思いでした。
教会員の中に、東京基督今日大学の卒業生で賛美グループLYREのメンバーである宮脇さんご夫妻がおられ、やはり学園チームを歓待してくださいました。今日(11日)は新しいCD「Lyre―共に」の発売日とのこと。チームはこれをバック・ミュージックに今日の活動をいたしました。梅雨も上がり夏本番、チームの皆さんからだに気をつけて、良い働きをなさってください。今年は全国に9チーム64人の学生・教職員が派遣されています。