イスラエルスタディーツアーレポート #3

シャローム!こんにちは!
イスラエルスタディツアーレポート第三弾です!
今回は7日目(3月18日)から10日目(3月21日)までのハイライトをお伝えします。

まずは7日目!
この日は日曜日だったので、朝に主日礼拝を捧げました。
その場所は、なんとユダの荒野のど真ん中!
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何もない静かな荒野の中で共にささげる賛美と祈り、そしてそこで聞く聖書のみことばは、いつもと違う響きで私たちに迫ってきました。

その後私たちはヨルダン渓谷に入り、エリコ経由で北のガリラヤを目指しました。
その途中、ヨルダン川の下流と上流の二箇所に立ち寄ることができました。
下流で寄った場所は、なんとイエスさまがバプテスマのヨハネから洗礼を受けたとされている場所とのこと。
昔に比べると水量はかなり減っているようですが、その場で実際に洗礼を受けている方々を横目に見ながら、イエスさまの洗礼の場面を思い浮かべました。
実際に水に入ってこんな写真もパシャり。
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水に入るとどうしてもテンションが上がってしまうのは人間の性でしょうか。笑

お次は8日目。
午前中はまずイエスさまが山上の説教を語ったとされている「祝福の山」、5千人の給食があったとされている「増加の教会」を訪れた後、ガリラヤ湖畔の「ペテロの召命教会」へ。
ガリラヤ湖を眺めつつ、裏切ったペテロを見捨てずに再度働きへと召したイエスさまの憐れみ、そして私たち一人一人に与えられている召しと献身の思いを再確認する時をもちました。
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その日の昼食はマタイ17章に記されている、ステタル銀貨を飲み込んだ魚ではないかと言われている「聖ペテロの魚」を食べることのできるレストランに行き、みんなで夢中になっていただきました。
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そして9日目。
午前中は「ダンからベエルシェバ」という言葉で知られる、イスラエルの北端ダンの遺跡を訪れました。
実はこの場所、聖書の記述と考古学が最も一致しているところとも言われており、実際に私たちもⅠ列王記に記されている通りの祭壇と高き所の遺跡を見ることができました。
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その後は更に北に向かい、ピリポ・カイザリヤを訪れました。
訪れてびっくりしたのは、そこにある数多くの異教の神殿の遺跡です。
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このような異教の色彩溢れる場所において、「あなたは生ける神の子キリストです」というペテロの信仰告白がなされたのだということを知ることができました。

夕方には船に乗ってガリラヤ湖を遊覧しました。
途中、マタイ14章のイエスさまが湖の上を歩く箇所からのおすすめもあり、2000年前に実際にイエスさまと弟子たちが湖の上で過ごされた時に思いを馳せることができました。
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10日目はまずイエスさまの故郷、ナザレへ。
受胎告知教会を訪れ、御使いのお告げを「おことばどおり、この身になりますように」と受け入れたマリアの覚悟と信仰を覚えつつ、共に賛美を捧げました。
写真は教会内にある、マリアが受胎告知を受けたとされている洞窟です。
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その後はエリヤとバアルの預言者たちが戦った場所であるカルメル山を訪れました。
偶像になびいてしまうイスラエルの民の罪、しかしその民を見捨てず、その地においてご自身の力と栄光を現された神さまの憐れみと偉大さを覚えました。
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最後はヘロデが築いた港町、カイザリヤへ。
使徒の働きを見ると、パウロはこの場所からローマへと連行されていったと記されていますが、それは全世界へと広がる福音の出港でもあったのだという菊池先生のお話しに胸が熱くなりました。
遠く離れた日本においてその福音を受け取った私たちが今この場所を訪れている、これぞ福音の力ですよね。
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そして私たちは今日、パウロが歩んだ道のりを辿るようにしてローマへと向かいます。
ローマの地で、福音の広がりをどのようにみることができるのか、とても楽しみです!

15日間の旅も残りわずか、参加者一人一人の健康と安全が守られるようにぜひお祈りください。
それでは、レヒットラオット(また会いましょう)!!